美術手帖 2016年4月号
特集:メンズ・ヌード
「ヌード」といえば女性を連想することが多いが、美術史をひも解いてみると、 古代より男性裸体像は理想と欲望と快楽の依代として数多くつくられてきた。
本特集では、古今東西の男性の裸をテーマとした作品を通覧し、そこに受け手と作り手それぞれの、どんな意識や価値観が錯綜しているのかを探っていく。
近代以前の価値観、同性/異性愛者、トランスジェンダー、 あらゆる視点を想像しながら見ることで、作品の新たな側面を浮かび上がらせたい。
SPECIAL PHOTO
レスリー・キー×池内博之
野村佐紀子
田亀源五郎に聞く
ゲイ・エロティック・アート史
対談:湯山玲子×金田淳子
眼差される男のハダカ
他